医局のやめ方
医局のやめ方について、色々なブログに書いてありますよね。
実際に経験した内容を書く人と、適当に調べてなんとなくブログに載せている人の2パターンに分かれているような気がします。
今回は私が経験した医局のやめ方について記載していきます。
医局を辞めるタイミング
退局の締切:おおよそ8月〜9月の間
来年の人事の〆切が半年前なので大体9月までには申請しましょう
12〜1月には来年度の人事が出る為、以降に退局をお願いすると迷惑がかかってしまいます。
医局を辞める流れ
1番近い上司(グループ内の上級医もしくは市中だと診療部長など)
↓
医局長面談
↓
医局秘書にお願いして教授面談
↓
退局
医局を辞める理由
医局を辞める理由は、しんどい・疲れたなどが第1の理由になると思いますが、それは隠して建前の理由を考えます。
①〜③の理由だと揉めずに退局できる印象です。
①妊娠・出産・健康問題
②転科
③開業
私はすんなりと退局しましたが、世の中には揉めて喧嘩別れのような感じで退局する方もいます。
医者の世界は狭いのでそのような場合デメリットも多くお勧めしません。円満退局を目指しましょう。
女子医学生の恋愛
女子医学生の恋愛について徒然と書いてみます。
私自身は地方大学卒業の3年目の女性独身医師です。
女医の婚活についてはまた別の記事にします。
まず女子医学生の世界では1/3の法則という呪われた法則が代々受け継がれています。
☆1/3の法則
①3割は結婚して離婚せずに円満
②3割は結婚して離婚する
③3割は結婚せず
この話を聞くたびに残りの1割はどこに行ったんだ?と不思議に思います。
誰が言ったかはわからないけれど、女子医学生および女医の中では代々受け継がれており呪いの言葉となっています。
最初は信じていなくても大学6年間かけて先輩から言われ続ければそうかと思ってしまうもんなんですよね。
ちなみに私の世代的にはこの法則は微妙なのですが、30後半の女医世代になると法則は当たっているらしいので怖いですね。
呪いの言葉を投げかけられた女子医学生は大学6年間のうちに夫候補を見つけるために邁進します。大体は部活の先輩か同期ですかね。
1.大学1年生
1回目の出会いの時期です。
主に入学半年以内に部活の先輩と付き合います。東医体と西医体のビッグイベントで付き合うんですよね。それ以降で付き合う人は稀です。
また部活以外では同期男女コミュニティで同級生同士で付き合います。
バイト先とか合コンとかの医学部外部のコミュニティで付き合う人はそこまでいなかったのですが、これは地方の特色なのでしょうか。
2.大学2年生
解剖実習などの基礎医学が始まり忙しくなります。部活の先輩と付き合った人達は、自分が忙しくても先輩は余裕があるので別れません。
ただ同期同士で付き合った人達はすれ違いが起こり別れる人が多くなっていきます。
第一次身辺整理のタイミングです。
3.大学3年〜4年生
特に大きな変化はありません。
敢えていうならば研究室配属などで同級生と接触回数が増えるぐらいでしょうか。
ただこの時期になると男子医学生は部活の後輩及び看護学生と付き合っているため、なにか起こる様なことはありません。
4.大学5年生
2回目の出会いの時期です。
ポリクリで男女共同のグループにされるので、なにも起こらないはずはなく‥
前半は花の時代ですが、後半からは将来を見据えて女子医学生が動き始めます。
部活の先輩と付き合っていた人達は、先輩が研修医になるため他の人に取られる前に結婚に動きます。
同期で付き合っている人達は初期研修先を合わせる様に話し始めます。もし行き先が違うとなれば別れることになります。
第二次身辺整理の期間です。
ここでかなりのカップルが別れますね。
5.大学6年生
国試も近くなりイベントもないため、新たに付き合うカップルはあまりいません。
研修先マッチングで揉めて別れるカップルが散見される程度で特に何かあるわけではないです。
こうして書いてみると、地方大学の特色なのかわかりませんが医学部という狭いコミュニティの中ででしか恋愛をしていないです。
pairsなどのアプリをしている人もいましたが、大学6年間という特殊な環境もあり他の大学の人と付き合う人はいませんでした。
というか地方だと医学部同級生とマッチングしちゃって気まずい思いをします☺️
私個人の話としては大学5年生の初期のタイミングで同級生と付き合い、後半で別れました。
なんとまぁありきたりな恋愛なんだという感じです。
以上、徒然なるままに大学の恋愛事情について記載してみました。
次の記事で女医の恋愛について記載します。
医者の進路
初期研修制度が始まる前は大学6年間終了後すぐに入局というシステムだったと思いますが、今は大体2パターンくらいに分かれると思います。
☆医師としての王道
①初期研修2年(大学/市中)→志望科で入局し専門医取得
②初期研修2年(大学/市中)→市中病院で専門医取得→入局?(しない場合もあり)
専門医については必要か否かの論争はTwitterなどでよく行われていますが、多くの人は専門医プログラムに入り専門医取得のために我慢している印象です。
周りに専門医なしで働いている人もおらず、多数派になるために専門医取得を目指す道です。
学生時代から少数派になるとヤバいぞと脅されてきた経緯もあるので、辛くても多数派の道を進もうと思いますよね。
上記以外の道では、初期研修後に直接美容整形に行く道です。
一定数おり同期でもその道に行く人はいます。美容整形についてはまた別の記事に記載します。
私は入局しての内科専門医プログラムでしたがドロップアウトしてしまいました。以前夢見ていた進路からはかなり外れましたが、なんとかやってます。
退局方法とプログラム中断や変更方法について記載していきますのでみなさんのメルクマールになれば嬉しいです☺️
ブログについて
2021年1回目の投稿を見返してみると、今後頑張っていくぞという気概が見える文章でなんだか懐かしくなりました。
今回ブログを再開したのは、医者としてのメインロードからドロップした身として集めた知識や体験について後進に伝えたかったからです。
診療がしんどくて辞めたいと思っても、周りに辞めた人がおらず辞め方がわからないと悩んでいる方が多いと思います。
このブログがその助けになれば幸いです。